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その言葉づかい間違っていない? 恥をかく前に直しておきたい敬語の言い間違い集

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服装、身だしなみと並んで、あなたの印象を左右するものに「言葉づかい」があります。そして、その中でも厄介なのが、敬語表現です。
例えば、「お疲れさまです」と「ご苦労さまです」をどう使い分けるか、はっきり分かりますか? 「ご苦労さまです」は目上の者が目下の者に使う表現になりますから、お客様や上司に使うのは好ましくありません。
また、最近は、挨拶として「お疲れさまです」という言い方を使うことも増えています。メールの冒頭に「お疲れさまです」と書いたり、その日初めて会う場面で「お疲れさまです」と声をかけたり、会議の冒頭の挨拶で「お疲れさまです」と呼びかけたりする使い方です。あなたは、こうした「お疲れさまです」の使い方に違和感は感じませんか?

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NHK放送文化研究所の調査によると、こうした使い方を年配の人ほど「おかしい」と感じているのだそうです。50歳以上では、その日最初に会った際の会話の冒頭で使うのは「おかしい」と感じている人が7割以上、メールの冒頭に使うのは「おかしい」と感じている人が8割以上にも達しています。目上の人、上司、お客様に対し正しい敬語表現を使うことは大事ですが、一方で、年代の差からくる「言葉づかい」の感覚のズレにも配慮したいものです。

では、次に、敬語表現の間違い探しに挑戦してもらいましょう。
「了解しました」
「たいへん参考になりました」
「いつもお世話さまです」
「〜させていただいております」
「とんでもございません」

上の5つの言い回しは、すべて、上司やお客様に使うには適さない言い方です。なぜ、敬語表現として適さないのか、どう言い換えればよいのかを考えてみてください。

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「了解しました」

メールではよく使われていそうな表現ですが、これはフランクな言い方で、敬意を示しているとは言えません。正しくは、「承知いたしました」です。

「たいへん参考になりました」

問題は、「参考にする」という言い方です。「参考にする」には、他人の意見や資料などを自分の考えや意見をまとめる際の足しにする、という意味合いがあります。ですから、「たいへん参考になりました」は丁寧な言い方ではありますが、意味的には〝上から目線〟になってしまうのです。「たいへん勉強になりました」が、望ましい言い回しです。

「いつもお世話さまです」

「お世話さまです」は、「ご苦労さまです」とほぼ同じような使い方であり、決して敬意を表す言い方とは言えません。「いつもお世話になっております」が、正しい敬語表現です。

「〜させていただいております」

この表現はよく使われていると思いますが、場合によってはおかしな表現になってしまうので、特に注意が必要です。例えば、「値上げさせていただいております」という言い方をされたら、ムッとするのではないでしょうか。「〜させていただく」とは、本来、「相手の許可が必要なとき」や「相手にいい影響を及ぼす場合」に使う、自分を一段下げる謙遜の表現です。謙遜するのが適切ではない場面においては、「〜しております」でよいのです。

「とんでもございません」

この言い回しはかなり定着していますが、厳密に言えば、これも誤った敬語表現です。実は、「とんでもない」で一つの単語なのであり、単語の一部分だけを敬語表現にするのは間違いです。
正しくは、「いいえ、とんでもないことです」となるのです(ただし、「とんでもございません」は、慣用的な表現として容認してもよいとする国語学者もいます。)

敬語は難しいですが、逆に、スマートに敬語表現を使えばいい印象を与えることができます。
正しい敬語、きれいな日本語を身につけて、あなたを差別化させる武器にしてみませんか。

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