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広い分野における大きなアイデア

resized_big-idea-in-the-big-pictureご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、サーブコープでは、オーストラリア人起業家セバスチャン・イカーズリー・マズリンを支援しています。彼の「世界一小規模な多国籍企業を確立する」という目標の達成を応援するため、世界各国にあるサーブコープの拠点を提供しています。世界を飛び回ってビジネスを展開するセバスチャンが考える「ビジネスにおいて、ビッグ(大規模)にならずしてビッグ(大物)になること」とは、一体どんなことなのでしょうか?そこで今回はセバスチャン本人が書いたブログ記事を日本語でご紹介したいと思います。それではお楽しみください!

知的財産は、多くの起業家たちにとって判断が曖昧なエリアで、ビジネスの全体像を見たときには見落とされがちです。これはアイデアをビジネスで実現するために必ず通る道ですが、果たして知的財産とはどれほど保証されたものなのでしょうか?

私はつい最近、サーブコープがスポンサーするシドニーの中小企業・起業家研修「Kochie’s Business Builders」で講演をしました。私のパネルディスカッションのトピックは”あなたのビジネスアイデア、ブランド、そして企業の知的財産を保護する方法”という内容でした。その時私は、オーストラリアのビジネスマンが知的財産へ無関心であることに驚きました。

もちろん、知的財産関連の業務を一任し、あなたのビジネスが激しい競争に耐え、製品やサービスの売却時に最善の見返りを得られるように準備をしてくれる法務関係の専門家やコンサルタントもいます。しかし、私はそういった業務を委任をすることに対する疑問から、知的財産を守るには自分のビジネスに対する周囲の認知が核となるという、一つの見識にたどりつきました。

考えてみてください。もし、ただビジネスアイデアを実現するあなたの能力に対する周囲の認知を変えるだけで、自分のアイデアを守ることができるとしたらどうでしょうか?もしあなたのビジネスがある程度実力のある大物として認知されていれば、他の企業にこれから自分の会社が何をしていきたいのかという話をするだけで、相手は同じことをするのを断念しようと考えるでしょう。これはそんな状況で当てはまる概念です。

例えば、もしあなたが新しいオンライン商品を発表しようとしている時に、グーグル社も同じようなことをしようとしていると聞いたら、あなたは何か他のことに専念しようとするでしょう。(または独自の売りを考えると思いますが、それはまた別の話になります。)

ビジネス規模、マーケット参入の速さ、ビジネスアイデアを実行する能力という面で、あなたが大物であるという認知を相手に与えることは、競合他社がその市場に参入する際の大きな壁となります。

そしてそれは、マーケティングのコア原則である「混乱」にたどりつきます。もしあなたが消費者を混乱させ、市場を混乱させ、そして競合他社を混乱させることができれば、あなたのビジネスは軌道に乗っていると言えます。

正直にお話をすると、私の秘密のひとつは、サーブコープの施設をフル活用することで得られた会社の名声を活かしていることです。例えば、シドニーのチフリータワーにある「本社」で朝食のケータリングをとったり、ニューヨークのアベニュー オブ アメリカズでネットワーキングイベントを開催したり、パリやメルボルンのコリンズストリートのオフィスを出張時の活動拠点とするというようなことです。こういった高級オフィス拠点に対する世間の認知は、賃料が桁外れに高額であるということです。すなわち世間一般的には、その賃料を支払える人物はかなり成功しているか、または大物であるに違いないと認知されます。さらに好印象を与えたいミーティングを設定する時は、ノースシドニーの最高の景色が見渡せる32階のフロアーで会議を設定し、相手先への招待状の手配を事実上の私の専属秘書に任せます。

最後に、私のビジネスの信念に立ち戻ります: あなたに正しい情熱、正しいモチベーション、正しいサポートさえあれば、ビッグ(大物)になるのにビッグ(大規模)である必要はありません。ただし、アイデアはビッグでなければなりません。

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