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副業から独立へ!3つの事例から学ぶ成功の鍵

副業から独立へ!3つの事例から学ぶ成功の鍵

起業を決断するのは、本当に大変なことだと思います。起業にはさまざまなリスクが伴いますし、特に会社員にとっては、安定した地位を捨ててまで独立したのに事業が失敗してしまったらどうするのか、という大きな不安が付きまといます。

そのためか、最近は副業からの起業を検討する人が増えています。

副業が成功して初めて独立して起業する。いきなり起業するよりリスクが軽減されますし、まさに理想的な流れなのではないでしょうか。

ただし、これも決して誰にでも気軽に行える方法ではありません。まず、どういった内容のビジネスを副業とするのか?そしてその副業にどれだけの労力を割けるのか?特に後者は多忙な会社員にとってなかなか厳しい問題です。

そんな逆境の中でも副業をきっかけに独立し、成功を収めた起業家たちは存在します!彼らは、どのようにして副業から起業に踏み切ったのでしょうか?今回は、そんな起業家から3つの事例をご紹介し、成功へのヒントを模索していきます。

GREE

事例その1: GREE

創業者: 田中良和氏

起業までの道のり: 2003年の秋、まだ楽天に勤務していたころ、SNS「GREE」を趣味で開発し、運営を始めた田中氏。2004年の7月時点で7万人超の利用者を抱える国内最大規模の無料SNSに成長していました。

サイトの運営は仕事終わりや休みの日に一人で行い、サーバ等の運営費用はすべて自腹。大変な労力とお金を必要としましたが、それでも楽しいから続けたといいます。しかし、2004年12月には個人での運営が困難になるほど規模が大きくなったため、グリー株式会社を設立し、代表取締役に就任します。

成功の鍵: 日本で最も早い時期からSNSの提供を始めた田中氏。当時、国内では斬新なサービスであったことに加え、本・CDのレビュー機能やブログ機能など自分が使いたいと思うサービスを取り入れていったことにより、着実に利用者を増やしてきました。

起業後、GREEは交流型SNSから離れ、携帯電話向けブラウザゲームを前面に押し出した形のSNSにシフトします。これにより急激にユーザーを増やし、グリー株式会社は東証一部に上場するまでに成長しました。これは、モバイルサービスが普及することを見抜き、時代の波に乗った田中氏の戦略の勝利といってよいでしょう。

コロプラ

事例その2: コロプラ

創業者: 馬場功淳氏

起業までの道のり: 2003年の5月、当時勤務していたKLabでさまざまなツールを開発する傍ら、のちに爆発的ヒットを記録する「コロニーな生活☆PLUS(以下コロプラ)」の原型を個人で開発した馬場氏。

日中は会社で働き、夜帰宅したら「コロプラ」のサポートやメンテナンスなどの運用を朝まで続ける日々がずっと続いたといいます。

ユーザーの大幅な増加により、2008年、ついに会社での業務と「コロプラ」運用の両立を断念。同年4月に会社を退職し、個人事業主として「コロプラ」の運用をスタートしました。しかしそれも仕事量および時間的な問題で長く続かず、運用スタッフを採用するために2008年の10月、株式会社コロプラを立ち上げました。

成功の鍵: 「コロプラ」の原型を開発した当時、携帯電話用のゲームは徐々に出始めていましたが、パソコンや家庭用ゲーム機のゲームを移植したようなものがほとんどだったといいます。

馬場氏は「携帯電話ならではのゲームを開発しなくては意味がない」という考えのもと、携帯電話の位置登録情報を利用したゲーム(通称:位置ゲー)である「コロプラ」を開発しました。ユーザーが携帯電話を持って移動すればするほど有利になるこのゲームは、通勤中のサラリーマンを中心に支持を集め大ヒットとなり、馬場氏の考えは的確だったことが証明されたのです。

Tokyo Otaku Mode

事例その3: Tokyo Otaku Mode

創業者: 亀井智英氏

起業までの道のり: インターネット広告を扱う電通の子会社に勤務していた亀井氏は、2010年から翌年にかけて、日本企業にフェイスブックページの導入を促す仕事をしていました。しかし、その時点で全世界ではすでに5億人が利用していたフェイスブックの国内ユーザー数は、わずか300人程度だったこともあり、国内のユーザーを増やすよりも海外のユーザー5億人にアプローチしたほうが効果的だと判断した亀井氏。そこで仕事とは別に、趣味の延長として2011年に始めたのが海外ユーザー向けの Tokyo Otaku Mode でした。

2012年2月、アメリカの代表的なシードアクセラレーターである 500 Startups の代表にサービスのプレゼンテーションをしたところ、強い興味を持たれ渡米を勧められ、同年4月に会社を退職。同月、Tokyo Otaku Mode, Inc. を米国デラウェア州にて創立しました。

成功の鍵: 現在、フェイスブックページの「いいね!」数が1600万件を超え、先月9月25日にはクールジャパンファンドから3年間で最大15億円の資金調達を果たした Tokyo Otaku Mode。

その成功の鍵はやはり、海外ユーザーへの訴求力の強さにあったのではないでしょうか。当初は、海外ユーザーを獲得するために日本文化全般を紹介するというアイディアもあったそうです。しかし、実際に紹介するにあたって、話題性や情報の流行および更新性があるジャンルでなければ海外では勝負できないと判断。そこで白羽の矢が立ったのが、いわゆるオタクカルチャーと呼ばれるアニメ・漫画・ゲームだったそうです。

以上、副業からの独立に成功した3つの事例のご紹介でしたが、いかがでしたか?これら3企業の創業者の方々は、世の中のニーズを正確に読み取る感性、そして本業に負けないくらい副業に取り組む熱意があったからこそ大成できたのでしょう。

副業からの起業を考えていらっしゃる皆さまにとって、成功へのヒントになれば幸いです!

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