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知っておいて損はない!広告代理店で働く人がよく使う業界用語

テレビや新聞などの広告を扱う広告代理店では、よく広告業界ならではの用語が使われています。中には、一般的なビジネス用語として使われるようになったものもあります。今回の記事では、気づかないうちに使っているかもしれない広告業界用語をご紹介します。

知っておいて損はない! 広告業界用語25選

ヒキがある

相手から興味を持たれること。一般的には「運を持っている」という意味で使われますが、広告業界の場合は少し意味合いが異なります。

使い方:「このネタはヒキあるから、もっと押そう」

 

刺さる

アイデアや企画が、相手に深い感銘を与えること。「ヒキがある」よりもさらに深く、人の心に届くという意味合いで使われます。

使い方:「こんな企画じゃ相手には全然刺さらないよ」

 

刈り取る

あやふやな案件の返事を、電話するなどしてもらってくること。

使い方:「このプレゼンの戻しは、刈り取ってくるから」

 

ほぼほぼ

「ほぼ」を重ねて強調した言い方。完璧ではないが、おおむねその通りの意。同じように重ねて強調する言い方には「いまいま」「すぐすぐ」もあります。

使い方:「ほぼほぼオッケーだけど、さっき言ったところは直しといて」

 

巻き取る

依頼していた仕事の対応ができていない相手から、仕事を引き取ること。会議でなかなか結論が出ない時にも、このワードで収束させることができます。

使い方:「あとはこちらで巻き取りますので」

 

ネゴる

交渉すること。「negotiation(ネゴシエーション)=交渉」に由来します。

使い方:「納品早めてもらえるように先方にネゴっといて」

 

テッペン

深夜0時のこと。もともとアナログ時計では深夜0時に時計の針が一番上を指すことからきています。

使い方:「今日の収録はテッペンまたぐみたいです」

走る

企画やスケジュールの進行を指します。

使い方:「詳細はあの企画走らせながら考えよう!」

 

アゴアシ/アゴアシマクラ

アゴ(顎)=食費、アシ(足)=交通費、マクラ(枕)=宿泊費のこと。取材やロケなどで、費用を負担する時に使います。

使い方:「アゴアシは主催者側で負担します」

 

トンマナ

「トーン&マナー」の略。制作する広告の雰囲気やコンセプト、色使いなど、デザインに一貫性を持たせること。トーン(Tone)は調子、マナー(Manner)は様式、流儀を意味しています。

使い方:「ブランドイメージのトンマナはしっかり守ろう」

 

完パケ

制作物に必要な要素(グラフィック・映像・音声・テキストなど)が完成している状態を意味します。「完成パッケージ」の略語です。「完パケ納品」の場合はタスクがすべて終了している、完成の状態で納品ということです。

使い方:「週明けに完パケ納品でお願いします」

 

撮れ高

カメラで撮影した映像のうち、放送に使える長さや割合のボリュームを表します。

使い方:「今日は撮れ高オッケーだね」

 

オリエン

クライアントから提案すべき課題の説明を受けること。外国語の「orientation(オリエンテーション)」から。

使い方:「今日のオリエンは電博(電通・博報堂)もいるらしいぞ」

 

オフレコ

「off-the-record」の略で、「記録・公表しない」の意。「ここだけの話」という意味合いで使われます。

使い方:「これから話すことはオフレコでお願いします」

 

グロス

「Gross(グロス)」は広告主に請求する定価。広告代理店の利益も含んだ広告料金のこと。

使い方:「結局、グロスでいくらなの?」

 

ネット

「Net(ネット)」は媒体に支払う実費のこと。広告の原価。

使い方:「グロスの7掛け?それだとほぼネット以下なので無理ですよ」

エビデンス

「evidence(エビデンス)」という英単語で、証拠、根拠、形跡などの意味。プロジェクトの進捗管理から日々の仕事のやりとりまで幅広く使われる用語です。

使い方:「言った言わないになるので、メールでエビデンスに残しましょう」

 

バッファ

余裕や余力といった意味で使われる用語です。英語の「buffer」は「緩衝材」の意味ですが、業界用語としては、スケジュールに余裕を持たせる時などに使われています。

使い方:「2~3日はバッファとして確保しておきましょう」

 

すり合わせ

「ネゴる」と似た意味で使われる用語。さまざまなな関係者に接触して話し合い、一定の結論に導くことを指します。

使い方:「いったんすり合わせしないと結論だせないね」

 

バジェット

「Budget(バジェット)」は予算のこと。概算予算の意味で使われることが多い。

使い方:「やるかどうかはバジェット次第ですね」

 

バーター

広告料金相当額の商品と広告枠を交換する時などに使われます。「Barter(バーター)」は、「物々交換」の意味です。

使い方:「先方はバーターでの取り引きを希望しているようです」

 

寝かせる

急いで手をつけずに寝かせておくことから、「遅らせる」の意味。意図的に遅らせる時に使われることも多い用語です。

使い方:「しばらく寝かせておけば、考え方も変わるだろう」

 

パンツを脱ぐ

原価を開示することを意味します。

使い方:「こっちもパンツ脱いでるんで勘弁してください」

 

ケツカッチン

次の仕事もしくは予定があるため、仕事が延長できない状況、または終わり時間が決まっていること。撮影を止める時に鳴らすカチンコからきている用語です。

使い方:「私、今日は10時でケツカッチンです」

 

シズル感

揚げ物や肉などがジュージュー音を立てる意味の英語「sizzle(シズル)」から。食べ物の新鮮さや焼きたての臨場感などを表しますが、広告業界ではデザインなどの瑞々しさという意味で使われます。

使い方:「ビールにもっとシズル感が欲しいね」

 

広告業界用語をビジネスに生かそう

いかがでしたか?初めて、言葉本来の意味が分かったという用語もあったのではないでしょうか。今回ご紹介したのはいずれも広告業界に限らず、さまざまなビジネスシーンで使われている用語です。コミュニケーションをスムーズにする助けにもなるので、知っておいて損はありません。ぜひ、使ってみてください。

 

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