サーブコープブログ知識・ノウハウ【起業家100人に聞いた】起業家が読書に求めるものは?

【起業家100人に聞いた】起業家が読書に求めるものは?

27時世の変化やトレンドの把握にはじまり、新領域の知識習得やスキルアップなど、自身の能力や知見を広げるために有効なのが「読書」です。出版不況や活字離れが叫ばれる昨今にあっても、書物が持つ情報の信憑性や奥深さを考えると、“意識の高い”ビジネスパーソンや起業家(個人事業主)にとってその手段は、いつの時代も“欠かせないもの”と言えるでしょう。今回はサーブコープが実施した「起業家100人アンケート」から、読書の実情を見ていきましょう。

1ヶ月にどれくらい読む?

27_grh_11ヶ月にどのくらい本を読んでいるかという質問をしたところ、「月に2~3冊程度」(23.0%)、「月に1冊程度」(19.0%)、「本は全く読まない」(15.0%)という結果になりました。月に1冊以上本を読んでいる人は計53.0%と、半数が月に1冊以上本を読んでいることがわかりました。

最多数の「月に2~3冊程度」であれば「年間30冊」を読むことになるため、読書から “何か”を吸収しようとする姿勢が想像できます。一方、「全く読まない」(15.0%)、「それ未満(1年に1冊未満)」(11.0%)、「1年に1冊」(7.0%)を合わせると、計33.0%が「年間1冊以上本を読んでいない」と言うことになります。起業家は勤勉なイメージがありますが、昨今では“書物で知識を得る”という方法に関しては、それほど重きを置いていないのかもしれません。

よく読むジャンルは?

27_grh_2結果は「小説・文学」(32.9%)、「エッセイ・自伝・ノンフィクション」(23.5%)、「経済・ビジネス」(22.4%)と続きました。小説や文学が上位だったことは、必ずしも「起業家らしい」結果だったとは言えないかもしれません。しかし、「これまで読んだ書籍の中で、ビジネスに活かせた・役に立った書籍はありますか?」という質問への回答を見みると、起業家が読書に求めることが「実務に直結する読書」と「趣味としての読書」の二極化傾向が見えました。

 

「実務に直結する読書」派の意見

■『PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル』

[役立った理由]基礎の技術を習得できた(男性/47歳/その他)

■『青色決算の本』

[役立った理由]自分で決算の処理ができた(男性/51歳/卸売・小売業)

 

といった回答に代表されるように、WEB周りのアクションや、決算などのお金にまつわる内容のものを、“役立った”と感じている傾向が強いようです。起業したばかりであったり、従業員が少ない状態であったりすれば、「あれもこれも自分でやらなければならず、不足している知識を本から学んだ」ということでしょう。

 

「趣味としての読書」派の意見

■「仕事のために読書はしない」(男性/37歳/小売・卸売)

■「読書は趣味と割り切っている」(男性/61歳/その他)

 

「趣味としての読書」派はあくまでフラットな状態で本を読むことに重きを置いている人たちであると言えます。仕事とプライベートを切り離しているためなのかはわかりませんが、読書に求めるものが、“仕事のスキルアップ”よりも“精神のリラックス”にあるのかもしれません。本を読むときくらいは、仕事のことを忘れて夢中になりたい――。そんな思いだとすれば、「小説・文学」や「漫画」が上位にランクインしたのもうなずけます。

読書は、闇雲に読めば良いというものではないことは、周知の事実。大切なのは目的を持って読むことです。そのため、ビジネスにつながるように“スキルアップ目的”で読むことも、趣味と割り切り“リラックス目的”で読むことも、ビジネスパーソンとして、どちらも正しい読み方であるのかもしれません。

 

【調査概要】
調査タイトル:お仕事に関するアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2015年4月16日~4月22日
調査対象:全国の起業経験のある男女(Qzoo会員)100名

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