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今、注目されている働き方「リモートワーク」とは?

%e8%a8%98%e4%ba%8b143_1最近、「リモートワーク」という言葉をよく耳にするようになりました。リモートワークとは、今まで一般的であった「オフィスなど、ひとつの拠点に集まって仕事をするスタイル」ではなく、「ひとりひとりが拠点を離れて仕事をするスタイル」のことをいいます。どんな働き方にもメリットや障壁がありますが、それらを把握した上で自分のビジネスに生かせば新たなステップに進めることでしょう。今回はいま注目をされるリモートワークについて考えていきます。

リモートワークのメリットは「柔軟性」

リモートワークのメリットはやはり自由度。「この場所で仕事をしなければならない」という縛りがないので、出勤時間そのものをカットできますし、どこか別の場所に移る場合にも出かける時間帯を選ぶなどして効率的に時間を使うことができます。

また、仕事に関わる相手との連絡さえ可能であれば、働く時間帯も自由、ビジネスとビジネスの間にプライベートなことを持ち込んでも関係ありません。どのように1日のスケジュールを組むのか、それが自分自身に任されているのです。「オフィスに滞在すること」が報酬に関わらないからこその自由ですね。

リモートワークの障壁は「自己管理能力」

一方で、その「スケジュール管理」が自分自身に任されていることがデメリットになる場合もあります。うまく仕事量や仕事にかかる工数、労力を計算し、自己管理できなければ、リモートワークは成立しません。また、仕事に利用するPC、周辺機器、インターネット環境や事務用品など、オフィスで準備されているものを自分自身で揃える、あるいはそれらがある場所を探し出す必要もあります。

加えて、リモートワークは個人での動きがメインとなり、「他人と仕事をする」ということについては、積極的に自分自身が動かなくては機会を得ることができません。もしそのような機会を得ることができても、個人で事務所などを所有していない場合は、「どこで打ち合わせをするか」という場所探しから始まることになります。決まったスペースを持たないだけの苦労は覚悟しなければならないのです。

リモートワークの不便さを解消する「コワーキングスペース」の活用

リモートワークに考えうるデメリットを解消するためにおすすめなのが、コワーキングスペースの活用です。コワーキングスペースであれば、オフィスのような環境をいつでも利用することができますし、取引先との打ち合わせや会議の際に会議室を借りることもできます。リモートワークの自由度や柔軟性をキープしながら、リモートワークの不安定な部分となる「場所・スペースの確保」がコワーキングスペースを活用することで解消できます。

大手企業にも注目されるリモートワークという働き方

%e8%a8%98%e4%ba%8b143_2ここまでは主に「個人」でリモートワークをする場合についてのお話をしてきましたが、最近ではリクルート(株式会社リクルートホールディングス)やサイボウズ(サイボウズ株式会社)など、大手企業でも新しい取り組みとしてリモートワークは採用されています。

・リクルートでは、「働き方変革プロジェクト」の一環としてリモートワークを採用。
http://re-recruit.jp/

・サイボウズでは、場所や時間に制限されない「ウルトラワーク」を提案。
http://cybozu.co.jp/company/workstyle/

つまり、もともとオフィスという働く環境が用意されている人にとっても、リモートワークの有効性は認められているのです。ビジネス界において今までの働き方を広く見直す時期に来ているのかもしれません。リモートワークという新しい働き方を取り入れて、スペースの確保が課題となった場合はコワーキングスペースの活用などで効率的に仕事をしていきたいものですね。

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