公式HP サーブコープブログ知識・ノウハウ【起業家300人に聞きました!】仕事相手に「挨拶」をきちんとしていますか? ビジネスにおける挨拶の重要度とは?

【起業家300人に聞きました!】仕事相手に「挨拶」をきちんとしていますか? ビジネスにおける挨拶の重要度とは?

ビジネスを円滑に進めるために、日頃の挨拶から冠婚葬祭まで、起業家にとっても仕事相手への「挨拶」は欠かせないものです。まさに挨拶は、コミュニケーションの潤滑油と言えるでしょう。特に、日本独自の年賀状、お中元・お歳暮、冠婚葬祭など決まりごとの多い挨拶も多くあり、必要最低限のマナーを知っておくことは大切です。とはいえ、忙しい起業家・個人事業主にとって、年に数回以上やらなければいけない挨拶があるのは大変です。そこで今回は、30〜69歳の起業家の男女300名に挨拶の重要度、実践度について調査しました。

起業家の約8割が「日常的な挨拶」を重要だと思っている!

今回の調査で特筆すべきは、起業家が特に重要だと思っている「挨拶」は、お礼状や手土産などの「日常的な挨拶」であること。「重要だと思う」人の割合が77.3%という結果になりました。次いで重要だと思われている「挨拶」は、「相手方の冠婚葬祭時の挨拶」で70%、年賀状、お中元・お歳暮などの「季節の挨拶」が65.0%と続く結果となりました。

これに対して、昇進や異動など「相手方の人事に関わる挨拶」や「相手方のオフィス移転時の挨拶」の重視意識はやや低め傾向にあるようです。日頃からこまめに感謝の気持ちを伝えることは、仕事相手とコミュニケーションを取ることができ、関係を継続させるためには重要であることがわかります。

すべてのシーンで挨拶を「十分にできている」人は1割前後

ビジネス上の「挨拶」の実施状況について見ていくと、「日常的な挨拶」が最も実践されており、「できている」人は80%にのぼります。次いで、「季節の挨拶」(74.7%)、「相手方の冠婚葬祭」(73.0%)、「相手方のオフィスの移転時の挨拶」(65.0%)、「相手方の人事に関わる挨拶」(63.7%)と続きます。一方で、すべての「挨拶」において、「十分にできている」と回答した人の割合は低く、1割前後に留まりました。つまり、「できている」と回答した人の多くは、相手への挨拶について「最低限」または「十分でない」と感じているようです。

約3割の起業家は「気が利かないタイプ」で挨拶ができていない?!

挨拶が十分にできていない起業家に、挨拶ができない理由を聞いてみると、「出来事を後から知ることが多いから」が一番多く37.1%でした。次いで、「自分が気が利かないタイプだから」29.4%、「挨拶がそこまで重要だと思わないから」26.2%と続きます。また、起業家の1割が「専任のスタッフがいない」「頼めるスタッフがいない」と回答しています。

仕事相手と気まずくなる!?挨拶にまつわる失敗エピソードとは?

最後に、仕事相手に挨拶をできずに失敗してしまったエピソードを聞いてみました。多く見られた回答は、挨拶すべき出来事を知らなかったというものでした。やはりこまめなコミュニケーションで相手の状況を確認することで、大きな失敗をしないポイントなのかもしれません。

直接挨拶すればいいと思っていたため、異動したことを後から知って後悔した(38歳/男性/調査業・広告代理業・マーケティング業)

手紙を書こうと思っているうちに、相手から先にもらってしまいサッサと動かないことを後悔した(66歳/女性/卸売・小売業)

挨拶をしていないと次会う時に気まずい感じになる場合がある(45歳/男性/インターネット関連・情報・通信・放送)

左遷だったのに、栄転だと信じて疑わず、思いっきりハッピーなカードを送ってしまった(53歳/女性/その他のサービス業)

挨拶をしなかったために、いざという時に連絡先がわからない(43歳/男性/医療・福祉業)

喪中であることを後で知り、年賀状を出してしまった(44歳/男性/その他のサービス業)

あまり挨拶をしていなかった相手が、結構挨拶を重んじる人だと後になって他の人に聞かされた時(49歳/女性/その他のサービス業)

手土産がないから、嫌みを言われた(63歳/男性/その他)

挨拶が遅れてビジネスチャンスを逸した(38歳/男性/インターネット関連・情報・通信・放送)

まとめ

日頃のちょっとした気配り、季節ごとの挨拶など、仕事相手に挨拶すべきタイミングはたくさんあります。年賀状やお中元・お歳暮など、日本特有の挨拶は廃止しようという動きもありますが、その一方で、挨拶の重要性を感じつつ実践できていない個人事業主・起業家が思った以上に多くいることがわかりました。

特に、数多くの仕事相手に向けて、挨拶を続けることは、忙しい起業家にとって時間的な負担が多くかかります。とはいえ、専属のスタッフを雇うわけにはいかないのが実情。サーブコープのレンタルオフィスでは、忙しい起業家様、個人事業主様のビジネスが円滑に進むよう、日常的な挨拶からビジネスまで、優秀なバイリンガル秘書が業務のサポートを行っています。重要と感じながらも人手が足りないことで疎かになっている作業は、外注を検討するのもひとつの手といえます。

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