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起業・開業前から準備できる!フリーランスや個人事業主が確定申告をスムーズに進めるコツを解説

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フリーランス・個人事業主として仕事をしていると、とても重要になるのが「納税」に関する計算です。会社に所属していれば所得や税金は会社に計算してもらえますが、多くのフリーランスは自分自身で「確定申告」を行い、納税したり、税金の返還を受けたりする必要があります。これから開業する方や、確定申告に大変さを感じている方へ、確定申告のために準備しておいたほうがいいことや、スムーズに確定申告を進めるコツをお伝えします。

まだ開業していないから領収書はいらない…?

確定申告に必要なのは、仕事の取引で発生する請求書や受領書、過去の納税関係の書類などです。そういった書類はすべて重要なのですが、中でも「経費」の証明になる「領収書」は所得税の金額に大きく関係する書類であるため、きちんと管理しておく必要があります。

所得税はあくまでも「所得」に対してかかるものであるため、仕事を進める上で発生する「経費」には税金がかかりません。つまり、きちんと経費として計上しなければ、余分な税金を支払うことになってしまいます。

経費を計上するには、原則、支払いが確定した時に発行された領収証が必要です。ただ、「事業を始めてからでいい」と考えている方は要注意。独立の準備のために使った費用は「開業費」にあたり、経費の一種として計上することができます(経理上は「繰延資産」)。

印鑑や名刺の作成費、開業準備のために使った移動交通費、開業を知らせるための広告費などもこれに含めることができるので、領収証はしっかり保存しておきましょう。なお、開業のための準備期間に明確な上限の規定はありません。自分自身で「この日から」というところを、常識的な範囲で指定します。

なお、10万円以上のPC、事務所備品、商品の仕入代金、材料費などは開業費には含めることができませんが、別の処理は可能なので、やはり領収証はきちんと管理しておきましょう。

「確定申告の時期になったら、いざ」ではなく

確定申告は毎年2月16日から3月15日までの間に前年の所得の申告を行いますが、この時期が近づいてからやっと準備を始める…となると、慌ただしくなりがちです。早い段階から次のような準備をしましょう。

確定申告の計算に利用するソフトを選んでおく

確定申告に使えるソフトはたくさんあります。どのソフトが自分に合っているのかを調べるだけでも相当な時間がかかってしまうもの。確定申告用のソフトは早い段階で選んでおきましょう。インターネットを利用して、それぞれのレビューを見たり、体験版で確認したりと、ソフトを知るさまざまな方法があります。

ソフトを選んだら、事前にわかる情報を入力しておく

確定申告をするのに必要なのは数字だけではありません。自分の事務所の情報の入力や、自分の事業に合わせた勘定科目の設定なども必要になります。これらは時間ができた時に進めておきましょう。また、このような設定をしておくと、お金の動きが発生した際、「どの勘定科目に当てはまるものなのか」ということが理解しやすくなります。それだけでも申告についての理解が深まり、要領を得ることができます。

収入、支出が発生したら、早い段階で入力していく

独立、開業すれば、お金の動きが発生します。請求書や領収書は紛失しないようきちんとまとめ、少しずつ入力しておきましょう。発生した時点での入力がベストですが、こまごまと時間が取れない場合には、月初めに前月1か月分をまとめて入力するようにするなどルールを決めておくようにします。

一気にまとめてやったほうが…と思っても、特に最初は時間がかかります。確定申告のために普段の業務に支障がでるのも困りもの。入力ルールを理解するにもそれなりの時間がかかると考え、早めに取り組んでみてください。

自分の事業を知るための経理

確定申告の目的は、所得を確定させ税金を納めることです。ただし、もうひとつ非常に重要な目的もあります。それは、「自分の事業の利益を知る」ということです。別途計算してもいいのですが、確定申告の入力をしつつ月々の収支をはっきりとさせることができるのであれば、こんなに効率的なことはありません。確定申告を含めたこのような経理事務は面倒な点も多いのですが、事業にとって重要な役割があるということも考えながら理解を進め、確実にこなしていきましょう。

 

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