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優秀な人材のI・Uターン誘致がトレンドに。政府や地方自治体の取り組みとは?

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人口減少、超高齢化社会という大きな課題に直面した日本では、東京への一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけるため、政府と地方自治体が一体となり、各地域がそれぞれの特性を活かした社会を作ることが急務です。

働き方が多様になった今こそ、地方にとってはチャンス。特に注目を集めているのが、大都市圏からのI・Uターンなどによる「プロフェッショナル人材」の採用です。そこで今回は、政府が力を入れて取り組んでいる「プロフェッショナル人材戦略」とは何か、その目的や背景をご紹介します。

働き方の多様性、I・Uターンが地方を救う?

有効求人倍率が全国平均0.63倍だった平成23年に比べると、平成30年7月の有効求人倍率は、就業地別で最高は福井県の2.28倍、最低は北海道の1.20倍と全ての地域で1倍を超えるなど、地方においても雇用は改善傾向にあり、就職先がないから都市部に出ていくことはもう過去の考えであることがわかります。

雇用が改善している要因の一つとして、働き方改革が挙げられます。IターンやUターンを選択肢の一つとして考えてもらうために、内閣府が取った施策として、「プロフェッショナル人材戦略」と「創業支援」があります。

「プロフェッショナル人材戦略」と「創業支援」とは

政府が考えるプロフェッショナル人材とは、「新たな商品・サービスの開発、その販路の開拓や、個々のサービスの生産性向上などの取り組みを通じて、企業の成長戦略を具現化していく人」のこと。

プロフェッショナル人材の多くは、都市部の大企業で実力をつけてきた人でしょう。地方企業はそういった人々が「働きたい」と思うような、経営革新や新商品開発など魅力的な取り組みを行っていく必要があります。

政府はその転換・推進を手助けし、地域経済の成長に貢献することを目指しています。

プロフェッショナル人材事業では、東京を除く全国46道府県に「プロフェッショナル人材戦略拠点」を設置。拠点スタッフは、金融機関などと連携しながら、地域企業の経営者と話し合いを重ね、新事業の立ち上げなどの「攻めの経営」への転身を促すほか、そのようなプロフェッショナル人材と企業のマッチングを行っています。

また、地方に仕事を作るため、多くの地方自治体では、創業支援も行っています。東京で創業するよりも、自治体の支援が受けやすく、プロフェッショナル人材を獲得しやすいことから、起業する人にとってもメリットが大きいとされています。

地方創生のカギとなるのは?

働き方改革によって、働き方が多様化し始めた大都市圏のプロフェッショナル人材に目をつけ、地方企業を立て直すことで、疲弊した地域に活力を取り戻す改革が始まっており、地域活性化に成功した自治体もあることから、「しごと」が「ひと」を呼び、「ひと」が「しごと」を呼び込む好循環を作っていくことが出来るかが、地方創生のカギとなっていくでしょう。

 

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