サーブコープブログ知識・ノウハウ【起業家100人に聞いた】独立した人はいつから起業したいと思っていた?夢のアイディア実現度調査

【起業家100人に聞いた】独立した人はいつから起業したいと思っていた?夢のアイディア実現度調査

Start-Up-illustration起業家に必要なものはいろいろありますが、「志」や「夢」も大事な要素だとよく言われています。起業家の人たちは、いつ頃、どういったことをきっかけに起業を決意したのでしょうか?サーブコープが4月に実施した「起業家100人アンケート」から、今回は「起業の時期・理由」に迫りたいと思います。

起業したいと考えた時期、実際に起業した時期

06_grh_1「起業したいと考えた時期はいつですか?」という設問に対し、少数ながら「中学生時代」「高校生時代」と回答した人がいました。その後「高校以降の学生時代」に、起業を考える最初のピークがきています。これは、社会へ出る(就職する)ことを現実の問題として考え始める中で、「起業」という選択肢も考えるようになったということでしょう。

そして、起業を考え始める時期のピークは20代後半と30代後半でした。また20代後半から30代後半は、実際に起業した時期のピークでもあります。実際に社会に出て働く中で、その後の生き方、働き方を真剣に考える時期だということでしょう。また、ある程度経済力が伴ってくることや、親が定年退職するタイミングであることなど、様々な要因が重なって、20代後半から30代後半」は自分のキャリアを自分で切り開く時期になっていることが考えられます。

その一方で、50代前半以降でも、起業を考え始めたり、実際に起業したりする人がいます。会社勤めで言えば、定年を意識し始める時期でもあり、起業を考える“適齢期”なのかもしれません。

理想の生き方・働き方を求める「自由・独立志向型」

次に、起業を決めた動機について見ていきましょう。「あなたが『起業したい』と考えるようになったのはなぜですか?」という回答から「自由・独立志向型」「やりたいこと追求型」「なんとなく、仕方なく型」の3つに分類しました。

特に多かったのは「自由・独立志向型」の回答で、「自分ひとりの力でやってみたかった」、「自分の自由な時間が持ちたかった」など、理想の生き方や働き方を求めて起業したケースでした。また、

「自分で自由に仕事がしたい」(男性/51歳/IT関連業)

「自分が使うお金を、夫の収入からもらいたくなかった。自分で稼ぎたかった」(女性/50歳/サービス業)

「大学生の時に、就活でまわりの人間が当たり前のように企業に行くのを見て疑問を感じ、自分でやるということに興味を持った」(男性/35歳/サービス業)

などの会社で働いている中で、働き方に強い疑問を感じて起業を考えたという回答もありました。その他にも、

「自分は会社員向きではないと思った」(男性/52歳/IT関連業)

「上司の、気分で出す指示の尻拭いがイヤになった」(男性/57歳/医療・福祉・教育関連)

「会社員が厭になったので」(男性/48歳/サービス業)

組織に縛られない生き方、自由な働き方を求める「自由・独立志向型」の回答もあり、企業中心の生き方・働き方に息苦しさを感じている人が多いといえるかもしれません。

やりたい仕事を実現する「やりたいこと追求型」

次に起業の動機で多かった回答は、起業して自分のやりたいことを実現したい「やりたいこと追求型」。起業を決めた動機には、次のような声が挙がりました。

「自分の持つ語学力を生かそうと考えた」(女性/42歳/医療・福祉・教育関連)

「大学卒業時、就職先を考え始めたが、飲食店の夢を捨てきれなかった」(男性/31歳/サービス業)

「家族や知人のために焼いていたパンを気に入ってくださる方が多く、引越しをきっかけに、本格的に教室を始めた」(女性/48歳/その他)

「自分の得意な分野をもっと伸ばしていきたいと思った」(男性/63歳/卸売・小売業)

「やりたいこと追求型」は、自分の技術やスキルに自信を持っているケースが多いようです。

理想だけではない!?「なんとなく、仕方なく型」

一方で、「起業せざるをえなかった」という「なんとなく、仕方なく型」もあります。起業を決めた動機には、次のような声が挙がりました。

「家が自営業だったから」(男性/59歳/建築・不動産)

「病気になり、それまでの仕事を続けられなくなったから」(男性/57歳/IT関連業)

「突然、技術職から営業職への異動を命じられたから」(男性/53歳/IT関連業)

「会社が倒産したから」(男性/58歳/製造業)

起業をめぐっては、自らの夢を実現したというだけではなく、厳しい現実もあるということでしょう。

さまざまな起業家の「起業したいと考えた時期」「起業した理由」について紹介しました。起業しようと考えたきっかけは、必ずしも能動的ではない場合もあるようです。

きっかけはどうであれ、「重要なのは起業後」というのは言うまでもありません。起業のきっかけを振り返りつつ、ご自身の企業の今後について再考するのもよいかもしれませんね。

 

【調査概要】
調査タイトル:お仕事に関するアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2015年4月16日~4月22日
調査対象:全国の起業経験のある男女(Qzoo会員)100名

 

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