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仕事も休暇もあきらめない!今注目のワーケーションとは

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「2週間ぐらいのんびり旅行に行きたいけれど、無理だろうな」とあきらめていませんか?旅先で休暇を楽しみながら仕事を組み込む画期的な働き方、「ワーケーション」についてご紹介します。

旅先で仕事!?ワーケーションとは

ワーケーションとは、ワーク(働く)とバケーション(休暇)を合わせた造語で、その名の通り、休暇中に旅行先で仕事をする働き方です。「旅先で仕事はやりたくない」という意見もあるかもしれませんが、大手企業や地方自治体がワーケーションを導入したことが話題となり、注目を集めています。

ワーケーションのメリット

長期休暇の予定が立てやすくなる

「この日に会議がなければ、長期休暇が取れるのに・・・」という時に、ワーケーションを利用し、休暇中に旅先からインターネットを使って会議に参加し、会議が終われば、残りの休暇を楽しむことができ、従来よりも長期休暇の予定が立てやすくなります。

休暇先で仕事をすることで業務への活力になる

海や山などのリゾート地や帰省先の実家など、普段と場所を変えて仕事をすることで非日常的な体験ができ、業務の活力になることも期待されています。

休暇中にも自分で仕事のオンオフが切り替えられて、業務が終わればリゾートや実家で家族とリラックスして過ごせるというのは、ある意味忙しい現代人の働き方の理想とも言えるかもしれません。

社員の視野が広がる

社員が国内外で刺激を受け、人々と触れ合うことで、新しいアイデアなどが生まれる可能性も期待されています。特に新商品の開発や、企画の仕事、マスコミや出版、旅行に関わる企業にとって、社員が得るさまざまな体験は会社の宝となる可能性を秘めています。

飲食業・サービス業の企業の場合も、社員が地方や国外の食べ物やサービスにふれることは、大きな刺激となるのではないでしょうか。

ワーケーションの実際の事例

実際に企業がワーケーションを導入した事例を紹介します。

JALが取り組むワーケーション

JALでは、2017年7月から8月までの2ヶ月間のうち、最大5日間のワーケーションを認める試験運用を実施しました。

実際にワーケーションを取得した社員は、「家族の休みを合わせて休暇を取っていたのに、1週間前にどうしても外せない会議が入ってしまった。自分が中心となって進めていたプロジェクトなので参加したい気持ちが強く、以前なら帰省をキャンセルしていたが、ワーケーションを利用することによって、帰省も仕事も可能になった」と話しています。

試験運用後も、休暇中に滞在先で仕事をするという普段と異なる経験ができたり、地域や社会の活性化にも貢献することが期待できると、本格導入を検討しています。

海外で初ワーケーションにチャレンジ中!女性Webディレクターの体験談

普段は東京でフリーランスのWebディレクターとして仕事をし、現在はオーストラリアで2ヶ月のワーケーション中の方に感想を伺いました。

休暇中のオーストラリアではどのような業務を行なっていますか?

主にクライアントからのメールチェックや返信業務を行っています。渡航前に業務調整を済ませておき、旅の間は基本的にプロジェクトが予定どおり進行しているかをチェックするだけで済むようにしておきました。

オーストラリアに入ってから現地でSIMカードを購入し、オーストラリアの回線を使って通信しているので、トラブルなくメールを常時確認することができています。

また、現在進行中の案件業務だけでなく、帰国後に行う予定の新しい案件の相談などが入ってくることもあるので、スカイプで日本の関係者とミーティングをする予定も入れています。

ワーケーションをしてみて、どのようなメリット・デメリットを感じていますか?

やはりメリットは、旅を楽しみ、心身をリフレッシュしながら好きな場所で働いて収入を得られるということです。

いつもと違った視点から自分を見つめ直し、新しいものを取り入れていくことができるというのは旅の醍醐味であり、それを同時に仕事にも生かしていけるというのはとても大きなメリットだと感じています。

デメリットはいつどんなトラブルが起こるのかわからないので、完全に旅に集中できないことです。また、関係者に迷惑がかからないよう、スケジュールは責任をもって自分でしっかり管理する必要があります。多少の不便はありますが、総合するとデメリットよりもメリットのほうが大きいと感じています。

今後、ワーケーションを「続けたい」または「続けたくない」、どちらですか?

ぜひ続けたいと思っています。それぞれのタイプによると思うのですが、私は旅の経験から反省したり学んだりすることが好きなタイプです。その経験を次の仕事に生かすことで、良いサイクルが生まれてくると思っています。現在、オーストラリアでワーケーションに初チャレンジしている最中ですが、手応えを感じています。次回はもう少し期間を延ばして挑戦してみたいです。

仕事も休暇もあきらめない!ワーケーションで実現する新しい形

「会社のデスクに座るのが仕事」と揶揄された時代は終わり、場所や勤務時間に縛られない働き方にシフトしていると言えるのかもしれません。長期休暇を取ることをあきらめていた方にとって、ワーケーションは魅力的な働き方ではないでしょうか。今後、ワーケーションを導入する企業が増えていくのか注目です。

 

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