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オフィスの引っ越し費用を抑えるために理解しておきたい、フリーレントとは?

    オフィス探しの大きなポイントとなる家賃。契約してからの家賃が一定期間無料になるサービスのことを、「フリーレント」といいます。うまく利用することで、オフィスの引っ越し費用をぐっと抑えられ、資金に余裕が生まれるでしょう。今回はフリーレントについて気をつけなければならないポイントなどをご紹介します。

    交渉でフリーレントをお願いしてみる

    物件を探す際、フリーレントのサービスがあるかどうかはあらかじめ表示されていることが多いのですが、実は特に案内のない物件に対して、フリーレントをつけられないか交渉することも可能です。

    ただし、フリーレントは貸す側にとってマイナスの側面もあるので、交渉する際には、目当ての物件の特徴をきちんと把握・指摘しつつ、フリーレントをつけてもらうだけの理由を引き出さなければなりません。

    借りる側にとって「パーフェクトな物件」であれば、フリーレントをつける理由もないのです。交渉でフリーレントをつけようとするには、こちらもある程度の交渉材料が必要だと考えましょう。

    フリーレントを交渉しやすい物件とは

    オフィスとする物件を選ぶ際には、利便性や訪問するお客様への印象なども考えて、よりよい条件のところを探す必要があります。ですが、オフィスから頻繁に外出することがない、訪問客が少ない業種であるなど、オフィス環境に特別な条件が必要ない場合は、少し物件のレベルを落として「フリーレントを交渉しやすい物件」を探してみましょう。

    立地条件がよくない物件や、築15年以上を越えた古めの物件が狙い目です。ちょっと変わった間取りの部屋なども交渉の余地があります。少し使いにくいかな?不便かな?というレベルであれば、工夫でなんとかなるかもしれません。

    フリーレントにもデメリットがある

    引っ越し前後の経費を抑えられるのがフリーレントの最大のメリット。一方で、デメリットもあります。

    それは「人気の高い物件」にはフリーレントサービスはなかなかつかないため、何かしら気になる点のある物件かもしれない、ということです。以下の事項をしっかり確認して決めましょう。

    • フリーレントを売りにしているが、フリーレント期間終了後の家賃が高めに設定されている
    • 短期で解約すると、違約金が必要になる
    • 家賃に共益費・光熱費などが含まれている場合、共益費・光熱費に相当する額は、支払う必要がある(フリーレントはあくまでも「賃料」についてのサービス)

    経費をもっと節約するのなら!「レンタルオフィス」という方法も

    個人事業主の場合は自社オフィスを持つこと自体が大きな出費になることもあり、家賃をもっと抑えたい場合、オフィススペースのレンタルという選択肢もあります。オフィスを探す際には、経費を抑えることを考えつつ、「物件を賃貸するという方法にこだわらない」という発想の転換もです。家賃が抑えられるだけでなく、物件選びや家具の購入という大きな手間やコストをカットできます。

    サーブコープのレンタルオフィスは、立地や外観、室内の備品や設備の充実に加えて、バイリンガル秘書による業務サポートサービスを提供しております。身一つでご入居いただき、ビジネスが即開始できる環境となっております。

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