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2017年のトレンドワード、「多国籍スクラムバイト」とは?

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    国籍を問わずにさまざまな国の人々が力を合わせて働ける場所。日本においてもそのような職場が増えてきました。日本人スタッフと外国人スタッフが「スクラム」を組みひとつの職場を盛り上げていくこと、あるいはその職場のことを、「多国籍スクラムバイト」と呼びます。今後のトレンドとしても捉えておきたい多国籍スクラムバイトについて、詳しく解説していきます。

    多国籍なニーズに応えていく効率的な方法

    「多国籍スクラムバイト」という言葉自体は、まだそれほど一般的なものではありません。2016年の株式会社リクルートホールディングス主催、トレンド発表会にて登場したキーワードです。日本で暮らす外国人、そして日本を訪れる外国人が増え、彼らのニーズに応える必要も大きい現在、このような多国籍な職場が今後のトレンドとなるのでは…という考え方。これはここ数年の世間を見ていても明らかなことではないでしょうか。言葉として登場しなかっただけで、徐々にこのような働き方や職場は増えていたはずです。

    過去を振り返ると、今まで私たち日本人は外国人ニーズに対し、日本人でも海外のお客様に英語で話せるよう英会話を習得しようとするなど、自分たちだけで解決しようとするようなダイレクトな努力をしてきました。もちろん、これも間違った方法ではなかったはずですが、相当な時間も労力も必要となります。本来の仕事をこなしながらのことになりますから、効率がよいものではありません。また、誰もがこのような習得に適しているわけでもありません。このようなやり方では間に合わない、というが実際のところではないでしょうか。

    そこで、さまざまな国籍の人々の力を借りれば、労力も時間も節約できます。日本で働く外国人はバイリンガル・トライリンガルも多く、対外国人窓口における即戦力となるでしょう。もちろん言語だけでなく、その国の人ならではの「頭脳戦」にも対応できるということになります。他国の言語を学べても、文化や習慣までを学びビジネスに生かすというのは、とても難しいこと。その国の人に対応してもらうのは、非常に効率的なことです。

    「スクラム」を組むためには課題の共有が必要

    また、もうひとつ重要なのが「スクラムを組む」ということ。スクラムとは「一致団結」を意味しています。国籍を問わずひとつの課題に向かって協力していくことが重要であり、一緒に働いていても完全な「分業」になってしまうと、スクラムとしての意味は薄れてしまうことに。課題についての理解を深め、考えを共有していくことがキーとなります。

    個人事業主も追い求めていきたい多国籍スクラムバイト

     「ひとつの職場」といっても、物理的にひとつの部屋に集まることがすべてではありません。今後は、「個人で動きたい」と考える外国人ワーカーも増えるはずです。個人事業主も多国籍スクラムバイトを目指し、国際化に対応していきたいものですね。

     


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