サーブコープブログ知識・ノウハウ【起業家300人に聞いた!】4割が「現状維持」の2016年。2017年を起業家はどう読む?

【起業家300人に聞いた!】4割が「現状維持」の2016年。2017年を起業家はどう読む?

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申年の2016年は、熊本地震、大雨、台風などの天災も多く、女性初の東京都知事、アメリカ大統領選挙など経済、政治、ビジネス面においても騒がしい1年になりました。新年は過去を振り返る良いタイミング。かの有名な経済学者、ピーター・F・ドラッカーも著書『プロフェッショナルの条件』で、振り返りの大切さを説いています。今回は、30歳~59歳の起業家300名に、2016年がどんな年であったか、2017年の決意、実現したい夢などを聞きました。

起業家にとっての2016年は“ふつう”な1年だった?!

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2016年の満足度を聞いたところ、最も多かったのは「ふつう(38.0%)」の回答。ふつうということは、“現状維持ができた”ということですから、良いことともいえそうです。「満足」「ほぼ満足」と回答した人(30.6%)より「不満」「やや不満」と回答した人(31.3%)がやや上回るものの、ふつうの回答が最も多いことも考慮すると、2016年は満足寄りの回答が多いといえるでしょう。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「世界経済見通し」(2016年7月発表)によると、2016年前半の世界景気はこれまでの減速に歯止めがかかり、後半には緩やかに持ち直し、17年の増勢は緩やかなテンポにとどまり、力強さを欠いた状態が続くと発表しています。世界経済においても、良くも悪くもないふつうの状態が続いていることがわかります。

2016年は起業家にとって「仕事」より「家庭」の満足度が高い!

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さらに、「仕事」「健康」「恋愛」「家庭」「新しい人との出会い」「今年の抱負・計画等の実現」の6つの項目について、それぞれの満足度を聞きました。最も満足度が高かったのが「家族」で、32.0%の人が満足・ほぼ満足と回答しています。ついで「仕事」(29.4%)、「健康」(27.4%)と続きます。

逆に最も満足度が低かったのが「恋愛」で満足・ほぼ満足と答えた人は14.3%という結果になりました。一方で、「仕事」と「健康」は満足度が高い一方で、不満・やや不満と答えた人が多いのも印象的です。起業家にとって仕事は、他項目と比べて、良いか悪いかで判断されるシビアなものであることがわかります。

起業家に聞いた!あなたの2017年を漢字一文字で表すと……?

年末の恒例といえば、京都・清水寺で発表される、その年の世相を漢字一文字。そこで、起業家のみなさんに2016年を漢字一字で表してもらったところ、一番多く見られた漢字は、「忙」でした。また「忍」「耐」も多く、仕事が忙しかったり、忍耐が必要な一年であった人が多かったようです。さらに2017年の動向を漢字一文字で予想してもらったところ、景気の後退を心配する「落」や世界経済の大きな変化を表す「変」「乱」が多く見られました。2017年に関する回答をご紹介します。

<2017年/ポジティブ派>■「金」収入をアップさせたいから(32歳/男性/その他)

■「持」現状維持したいから(44歳/男性/卸売・小売業(食料・飲料))

■「動」本格的に動き出す年にしたいから(34歳/女性/その他のサービス業)

■「熱」熱い年にしたいから(52歳/男性/サービス業(教育・学習支援業))

■「結」これまでの仕事を結実させるので(55歳/男性/出版・印刷関連産業)

■「躍」我慢が報われると思うから(41歳/男性/その他)

<2017年/ネガティブ派>

■「変」アメリカ・韓国のリーダーが変わり、世界の変化、改変が予想されるから(58歳/男性/その他)

■「斜」さらに経済的に悪化すると思うので(39歳/女性/その他のサービス業)

■「落」景気が後退しそうなので(43歳/男性/その他)

■「乱」何か大変なことが起きそうな気がするから(41歳/男性/サービス業(インターネット関連・情報・通信・放送))

■「締」気を引き締めないと足元をすくわれそうなので(42歳/男性/サービス業(医療・福祉業))

■「低」経済、産業全てが低迷するのではないかと思うから(59歳/男性/その他のサービス業)

2016年に満足している人もそうでない人も、2017年の社会の動きを見据えながら、新たな気持ちでスタートしていることでしょう。柔軟に時代の流れを読んで、実りある年にしたいものですよね。

 

【調査概要】
調査タイトル:生活に関するアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年12月15日~12月19日
調査対象:30歳~59歳の起業家300名

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