2026.02.02
2026年1月20日、サーブコープは東京開業ワンストップセンター(TOSBEC)と共同で、「日本のスタートアップ環境を案内する:外国人起業家のための実践ガイド ― 第1回:日本での創業に関して」と題したオンラインセミナーを開催しました。
本セミナーは、日本での起業を検討している外国人を支援することを目的とした全3回のシリーズ1回目として実施されました。当日は、多様なバックグラウンドを持つ起業家、創業者、ビジネスパーソンが参加し、日本のスタートアップ・エコシステムおよびビジネス環境に関する実践的な知見を求めて集まりました。
90分間のセミナーは、制度的な情報と実務的なガイダンスの双方を提供する構成で進行しました。
また、参加者にはセミナー終了後、アンケートへの回答が案内されました。
TOSBECは、東京都および国が共同で運営する公的機関であり、日本における事業設立手続きを簡素化することでスタートアップを支援しています。日本語・英語の両言語に対応したワンストップサービスを通じて、複雑な行政手続きを効率的に進めることが可能です。セミナーでは、TOSBECが提供する各種サービスや、外国人起業家が日本で事業を立ち上げ、成長させる際に活用できる政府支援制度について紹介されました。
また、サーブコープからは、プレミアムなレンタルオフィス、コワーキングスペース、バーチャルオフィスを提供するグローバル企業としての役割が紹介されました。柔軟なワークスペース、信頼性の高いビジネス住所、バイリンガル対応のプロフェッショナルサポートが、起業初日からの円滑な事業運営と信頼構築にどのように貢献するかが説明されました。
メイン講演は、中小企業診断士であり、金融、資本市場、スタートアップ支援に豊富な経験を持つ鈴木一秀氏が担当しました。データや実例を交えながら、外国人起業家の視点で、日本のスタートアップ環境について分かりやすく、実践的に解説しました。
講演の冒頭では、日本のスタートアップ環境の現状や政府の政策動向について説明され、スタートアップ支援が国家的な経済戦略の重要な柱となっていることが紹介されました。参加者は、日本政府および東京都による、スタートアップ・エコシステムの強化やイノベーション促進、東京を国際的なスタートアップ拠点として位置づけるための取り組みについて学びました。
また、ディープテック、AI、バイオテクノロジーなどの成長分野や戦略的産業におけるビジネス機会についても言及されました。さらに、日本の高齢化や後継者不足を背景としたM&Aによる事業承継の可能性が紹介され、外国人起業家にとって、既存事業を引き継ぎ、成長させる新たな選択肢となっている点が強調されました。
投資・資金調達の動向については、コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)の増加や、海外ベンチャーキャピタルの日本市場への継続的な参入が取り上げられ、スタートアップを取り巻く投資環境が着実に変化していることが示されました。
セッション後半では、外国人起業家が日本で直面しやすい課題と、その対処法について、実践的なアドバイスが提供されました。
主な課題として、以下の点が挙げられました。
鈴木氏は、日本で事業を成功させるためには、十分な準備、現地パートナーとの連携、そして長期的な視点でのコミットメントが不可欠であると強調しました。
最後に、日本で事業を展開する外国人創業企業の実例が紹介され、成功事例とともに、陥りやすい課題についても共有されました。これにより参加者は、ローカライズ、市場適合性、持続的成長の重要性について、より具体的な理解を深めることができました。
本セミナーは、全3回のシリーズ第1回目です。今後のセッションでは、以下のテーマを予定しています。
サーブコープは、今後もこのような取り組みを通じて、TOSBECや東京都などの公的機関との連携を強化し、起業家支援に取り組んでいきます。政府支援リソースとサーブコープのグローバルなワークスペースソリューションを組み合わせることで、海外からの起業家が日本で確かな事業基盤を築けるよう支援してまいります。
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