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先延ばしの習慣を克服する5つの方法

    small_procrastination面倒な仕事をつい先延ばしにしてしまう…誰にでもあることですが、この習慣は多くのビジネスにとっての大敵です。物事を先延ばしにしてしまうせいで、自分のビジネスでのポテンシャル引き出しきれていない、ということはありませんか?今回はそんなお悩みを解消するべく、先延ばしの習慣を克服する5つの方法をご紹介します。

    1.とにかく着手する

    シンプルな作業だったはずなのに、ちょっと放置していたがためにみるみる仕事が大きくなってしまって、かえって取り掛かりづらくなってしまうことってありますよね。そうなる前に、さっと電話を掛けてしまうなり、長い企画書ならそのうち1段落分を書くなり、膨大な書類ならまず1ページ目を読むなり、最初の小さな一歩を踏み出してしまうことが大切です。

    この訓練を実行してみると、担当しているプロジェクトは案外そこまで膨大ではないということがわかます。仕事も想像していたよりもはるかにすぐに片付いてしまうはずです。

    2.完璧がすべてではない

    「自分には実力が足りないから、その夢を追うのはまだ早い」などと思ったことはありませんか?それはつまり、前進だけは続けるけれど、目標達成への実力には永遠に到達することはないということでしょうか?どうぞご心配なく。誰にでもあることです。私たちを悩ませる先延ばしの習慣は、このような完璧主義が要因となっているのです。

    それでは、完璧主義に陥らないためにはどうすればいいのでしょうか?まず、以下のようなことから実行してみましょう。

    ? 最初の段階では完全なものでなくてよいということを理解し、受け入れる(最初のハードルを低くすることにより、かえって出来の良いものになる可能性も高いのです)

    ? どんなに小さなことでも、何もしないよりは良いということを自分に言い聞かせる

    3.始めの部分から取り掛かる必要はない

    とあるコピーライターの例です。ある日、ビジネス向けのキャッチコピーを依頼されました。彼はコピーを考えるのは大好きでしたが、プロジェクト自体が複雑だったため、取り掛かりにくさを感じていました。

    それならということで、今回は終わりの部分から手を付けることに決め、クライアントに以下のようなメールを送信しました。

    「この度はキャッチコピー依頼の件でご連絡いただきありがとうございます。御社の業界には精通しておりませんが、リサーチしながらコピーを書くというプロセスを楽しませていただきました。成果物も非常に納得のいくものとなりました。」

    彼は自分の書いた一言一言を信じ込み、このメールを書き終わった直後にリサーチとライティングに取り掛かかりました。するとなんと、次の日には第一段階の原稿が仕上がってしまったそうです。

    4.リストを作成する

    向き不向きはあるものの、リストを作成するのも効果的な方法です。リストに項目を書き込んだらどうしても線を引いて消したくなってしまう、という方にはオススメです。

    5.期限を再設定する

    現実的なところ、仕事を必要以上に先延ばしにしてしまうのが人間です。ある仕事を一週後までに終わらせるよう指示を受ければ、一週間後に終わらせます。しかし、同じ仕事を一日で終わらせるように言われれば、一日で終わるものです。このように私たちは、期限までの期間を考慮し、一つの仕事に掛ける時間を調節しているのです。なので、物事を先に進めて先延ばしの習慣を無くしていくには、自分用に早めの期限を設定するのが効果的です。このとき誰か別の人に、その期限日を厳守するという旨を伝えておきましょう。今抱えている仕事に期限の設定されていないものがあるなら、今すぐ設定しておくべきです。

    先延ばしの習慣はビジネス弱体化させてしまう危険がありますが、これに打ち勝てば、相当ビジネスを活性化してくれるはずです。

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