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副業9タイプ! アプリや在宅で稼げる仕事、大手企業の副業募集を紹介

政府の取り組みである働き方改革の推進などを背景に、昨今は副業がブームと呼べる状況になっています。中小やベンチャー企業はもちろん、大企業の中にも副業を解禁するケースは増え、個人でも新型コロナウイルスの感染拡大を機に、副業を検討し始めた人も多いでしょう。ADOLOGI社とJMROが共同で実施した『コロナ禍の副業に関する意識調査』によれば、6割近い人が副業に興味を持っている、あるいはすでに副業している(していた)と回答しています。

副業は、本業を持ちながら、空き時間を使って収入を得ることが可能。特に在宅で行える業務であれば、移動も不要で効率的でしょう。本記事では、副業7タイプのほか、大手企業で動きが活発化している副業人材の募集や地域貢献型の副業についてもご紹介します。

1. ネットショップ

個人でインターネット上にショップを開設できる時代。オリジナルグッズや手作りのアイテムが販売できるうえ、月額使用料がなかったり、販売手数料も低かったりと、手軽に収入を得やすい副業の一つです。

BASE

自身でネットショップを持つのも一つの方法でしょう。「BASE」なら無料で、かつ誰でも簡単にネットショップを持つことが可能。かかる必要は商品が売れた際の決済手数料やサービス利用料。それぞれ、商品の3%前後。一点のみの販売には適しませんが、オリジナルアイテムなど継続的に販売する品があるなら有効な手段です。

minne

「minne(ミンネ)」は72万件を超える作家やブランドの作品1000万点以上が販売・展示されている国内最大のハンドメイドマーケット。2019年度の年間流通は約120億円、これまでのアプリDL数も1000万を誇り、ものづくりを支援する取り組みにも積極的なサービスです。月額使用料はなし、販売手数料は9.6%。海外への配送は、出品者の負担ゼロで行えるようです。

 

2. ブログアフィリエイト・有料記事

記事コンテンツを発信して稼ぐ副業もあります。例えば、アフィリエイトは自身のブログに広告を掲載し、これを通じて製品・サービスの購入や契約に至った場合に収入が得られるというもの。また、専門的な記事を書いて読者に直接販売する方法もあります。

A8.net/Amazonアソシエイト

「A8.net」は約21,000社もの広告主を持つ日本最大級のアフィリエイト・サービス・プロバイダ(ASP)で、複数の広告主と契約(アフィリエイト用の広告取得)も可能。自分のブログで商品レビューを掲載し、収入を得たいなら「Amazonアソシエイト」もおすすめです。Amazonアカウントを持っていれば誰でも簡単に始められ、商品名などで検索すると専用のURLや画像が提供されます。

note

アフィリエイト以外に、自分で書く記事そのものを販売するのも一つの方法です。「note」はブログのような感覚で記事を書き、これを有料化することで購入分だけの収入を得られます。販売価格は自身で設定可能。例えば小説のような読み物系、あるいは専門知識のアウトプットなどに適した手段でしょう。

3. クラウドソーシング

企業がインターネット上で個人に業務を発注できるクラウドソーシングというシステム。ライティングやデザイン、システム開発、さらにはコンサルティングなど、実に幅広い仕事が取り扱われています。中には未経験からでもチャレンジできる仕事もあり、副業に活用する人は少なくありません。クラウドソーシングの大手としては「Lancers」や「クラウドワークス」が挙げられます。

Lancers

「Lancers」は日本最大級のクラウドソーシングであり、豊富な案件数と登録者数を誇ります。働き手は「ランサー」と呼ばれ、取り引き実績などに応じて認定制度も。カスタマーサービスが充実しているため、初めてクラウドソーシングを利用する方におすすめです。

ランサー向けのイベントも頻繁に行われており、ユーザー近い位置からサービスが提供されています。デザインやシステム開発などはもちろん、データ入力をはじめ、未経験からチャレンジできる案件も少なくありません。

クラウドワークス

Lancersと同様に日本最大級のクラウドソーシングで、プロとしての認定制度もある「クラウドワークス」。クラウドソーシング以外にも、働き方を軸としたグループ会社を複数有している点が特徴。案件の数や内容は、Lancersとほぼ変わりません。

bosyu

さらに気軽に「人」と「仕事」をつなげてくれるのが新しく誕生した「bosyu」というサービス。企業から個人だけではなく、個人から個人へも仕事が発注できるうえ、自分のスキルや得意なことで「こんな仕事がしたい」と仕事の募集を出すことも可能。報酬の受け渡しや報酬の出金時にのみ手数料が発生します。

 

4. スペース貸し

例えば、自宅に空き部屋や使っていない駐車場がある。あるいはビルなどを所持していて空きスペースがあるといった方なら、それらを活用して収入を得ることもできます。もしかしたら、これまで思いもよらなかったような用途で、そのスペースを利用したいと考えている人がいるかもしれません。

Airbnb

例えば中長期で不在になる家、あるいはすでに空いている部屋を貸すなら「Airbnb」が有名。国内はもちろん、海外からの旅行者が滞在先として使用するなど、全世界で展開しているサービスです。

akippa

もし自宅に使用していない駐車場があれば、「akippa」で貸し出すのもいいでしょう。コロナ禍で車を利用する人が増えた都心部では、駐車場の需要が増えているようです。一時利用はもちろん、月極めで貸し出せば継続的な収益を見込めそうです。

スペースマーケット

空いている事務所の会議室やスタジオを有効活用するなら、「スペースマーケット」に代表されるスペースシェアサービスがおすすめ。会議や撮影、あるいはパーティーなどで広いスペースを探している人と、空きスペースを貸したい人とを簡単につないでくれます。

 

5. 動画・ライブ配信・オンライン授業

動画コンテンツを用いて収入を得る方法があります。録画済みの動画を視聴してもらったり、リアルタイムの中継で動画をライブ配信したり。もし何か専門知識・技術を持っているなら、それを動画コンテンツとして配信することでも収入につながるかもしれません。高価な機材を用意しなくても、まずスマホなどで始めることも可能です。

YouTube

動画を用いた副業にはいくつかの種類がありますが、もっともイメージしやすいのは、「YouTube」でしょう。年齢制限やチャンネル登録数、再生時間など一定の条件を満たしてパートナープログラムに申し込み承認されれば、動画再生数に応じて収益を受け取れます。

17LIVE

また、リアルタイムでのライブ配信で稼ぐなら「17LIVE」がおすすめ。動画配信する人は“17ライバー”と呼ばれ、視聴者から贈られるギフトポイントに応じて分配金が得られます。

Udemy

もし他人に教えられるような知識・スキルがあれば、「Udemy」でオンライン講師として活動するのもいいでしょう。動画講座を販売して収益を得るサービスですが、専門分野における自身のブランディングにもつながるため、さらに大きな仕事につながる可能性があります。

 

6. デリバリー

コロナ禍で注目されるようになったデリバリーに参入し、副業で活躍する人が少なくありません。特に飲食店から料理を自宅へ届けるフードデリバリーは、自転車さえあればスタートできると人気です。「Uber Eats」「出前館」などが有名でしょう。近隣エリアに限定し、自転車やバイクなどを用いて配達することで稼ぐというもの。特別なスキルも必要ないので、誰でも始めやすい副業といえるでしょう。

Uber Eats

コロナ禍でよく耳にするようになった「Uber Eats」は、自動車の配車サービス「Uber」から派生したサービス。街中で「Uber Eats」と緑色で書かれた黒いバッグを背負い、自転車に乗る配達員を見かけたことのある方は多いでしょう。Uber Eatsは専用アプリを使用し、配達リクエストを受けることで好きな時間に働けます。デリバリーの中でも自由度の高いサービスです。

出前館

出前館はシフト制ですが、シフトはスマホから提出可能。週1日・3時間から勤務できるので、空き時間を活用して稼げます。突発的な空き時間を活かすことはできませんが、あらかじめ身体の空く曜日・時間が決まっている方であれば、副業としてある程度の収入を目指せるでしょう。

 

7. 写真・イラスト

自身で撮影した写真や制作したイラストがあれば、オンライン上で販売することができます。これまで趣味として取り組んできたことが、仕事につながるチャンスかもしれません。

Snapmart

手軽に写真販売したいなら「Snapmart」がおすすめ。専用アプリを使い、スマホで撮影した写真を出品することができます。日常的にスマホで写真を撮っている方なら、試しに何点か出品してみてください。思わぬ反響があり、報酬が得られるかもしれません。

PIXTA

もっと本格的にカメラ撮影した写真で勝負したいなら、「PIXTA」など高品質な写真を取り扱うサービスがいいでしょう。なお、PIXTAは写真だけでなく、イラストの販売も可能です。

LINEスタンプ

イラスト販売なら「LINEスタンプ」を作ってみるのもおすすめ。ガイドラインに沿ったイラストが求められますが、今やスマホでのコミュニケーションツールとして代表格ともいえるLINEのユーザーを対象に販売できます。

 

8. 番外編① 副業人材を募集する大手企業3例

国が副業や兼業を推進するようになり、大手企業が続々と積極的な「副業人材」の募集に動き出しています。こうした新しい仕組みを活用すれば、一般的な社員採用とは違う方法で、大企業で自分の専門知識を活かせるチャンスになるかもしれません。

ヤフー

“ギグパートナー”という名称で人材を募っているIT企業の「ヤフー」。原則として出社を伴わないオンライン業務の形態で、エンジニアやデザイナーを募集しています。他企業で働いていてもOK。「組織や企業の垣根を越えて、従来では交わることのできなかった人たちと、オープンイノベーションを創出する未来を思い描いています」というメッセージを掲げています。

ライオン

2019年から社内の働きがい改革に取り組む「ライオン」は、改革の一つとして副業制度を設立。社内の人材を社外へと送り出す「送り出し(副業申告制)」と、社外の人材を受け入れる「受入れ(副業公募制)」の2つの軸を展開しています。副業公募制では、5名の枠に約1,600名の応募があったといい、副業への注目の高さがうかがえます。

ユニリーバ・ジャパン

「ユニリーバ・ジャパン」は2020年7月から、誰でも副業やインターンシップに応募できるプラットフォーム「WAAP」で人材募集をスタート。新型コロナウイルスで雇用不安や収入の減少に直面する人材や、テレワークで働き方に余裕のあるキャリア人材を取り込む意図があるようです。年間最大30人の登用を見込んでいるとか。

 

9. 番外編② 地域貢献副業とは?

Skill Shift

せっかく副業するなら、何か地域貢献できる仕事がしたい。そういう方は、「Skill Shift」を利用してみてください。Skill Shiftには、さまざまなスキルを持つ人材を求める地域企業の募集が掲載されています。例えば広報PRや営業戦略、あるいは人事制度改革など。中には自分の住んでいる、あるいは出身地など馴染みのある地域でスキルを発揮できる機会に出会えるかもしれません。オンラインのやり取りのみで取り組めるものも多く、職種も多岐にわたるので自分に適した副業が見つけやすいでしょう。

Skill Shiftに登録されている企業は、例えば「自社にノウハウがない」「地方独自の壁に直面している」といった課題を抱えています。自身のスキルが地域企業の課題解決へ、さらには地域活性化などにつながっていく実感を得られやすく、大きなやりがいを持って働けるはずです。

 

副業で起業するならバーチャルオフィスがおすすめ

副業が軌道に乗り、収入が増えてくると、起業や開業が視野に入るでしょう。年間所得が20万円を超えると確定申告が義務付けられていますが、節税メリットの大きい青色申告を利用するには、開業届が必要です。

自宅の住所を納税地として届け出ることはできます、住居用の賃貸を事業所として登録する場合、賃貸契約違反になる可能性があります。

この点、住所をレンタルできるバーチャルオフィスを活用すれば、開業届の際に安心なうえ、引っ越しの度に納税地を変更する手間も省けます。その他、ホームページや名刺に記載する住所も、自宅住所よりバーチャルオフィスの住所を公開する方が、プライバシー保護の観点からも望ましいのではないでしょうか。

バーチャルオフィスは、住所をレンタルする以外にも、郵便物の受け取りや電話転送など、副業に便利なサービスがたくさんあります。ビジネスが軌道に乗ってきたら、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

参考:

副業の実態・意識調査|パーソル総合研究所

コロナ禍の副業に関する意識調査|株式会社ADOLOGI

 

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